FX初心者が通貨ペアを選択する場合のポイント

FXは通貨の売買価格の差額を狙う取引ですが、円や米ドルだけではなく、多くの国の通貨が取引対象になっています。ただ、世界の国の通貨が同じ値動きをすることはありません。従って、利用者は自分の投資意向に即した通貨ペアを選択することが重要になりまう。特に、FX初心者は取引に慣れるまで、リスクやコストの小さい通貨ペアを選んだ方が賢明です。

●FX初心者における通貨ペアの選択方法
FX初心者は下記の通貨ペアを選択するのが得策です。
①取引量の多い通貨ペア
②スプレッドの間隔の狭い通貨ペア
③金利差の大きい通貨ペア

①取引量の多い通貨ペア
利用者が多いと必然的に取引量が増えるため、売買が決まりやすくなります。従って、取引量の多い通貨ペアが初心者に適しています。また、利用者が多いと急激な値動きが抑えられるため、価格変動のリスクが小さくなります。FX初心者にはうってつけの通貨ペアと言えます。日本では、圧倒的に米ドル/円の取引量が多くなっています。

②スプレッドの間隔の狭い通貨ペア
FX取引では取引のための手数料というものはありませんが、実質的な手数料となる「スプレッド」があります。スプレッドというのは、通貨の購入金額と売却金額の間に発生する差額のことです。例えば、米ドル/円において、業者からの購入金額は1ドル:100円99.7銭であるのに、売却金額は同じ1ドルが100円99.4銭になっています。つまり、差額の0.3銭が利益から削られます。

そのスプレッドは通貨ペアによって、またFX業者によって異なります。従って、利益の取り方をよく知らないFX初心者は、スプレッドの小さい業者と取引することが得策です。なお、通貨ペアごとのスプレッドに関しては、円とのセットになった通貨ぺアの方が小さくなっており、一般的に1銭以下です。特に、どの業者でも米ドル/円のスプレッドが最も小さくなっており、0.2銭または0.3銭になっています。スプレッドの点でも、FX初心者には米ドル/円が最もふさわしい通貨ペアになります。

③金利差の大きい通貨ペア
FXは通貨の売買における差額を利益としていますが、実はその他に2国間の金利差が利益になります。その利益を「スワップポイント」と言います。例えば、銀行にお金が預けると利子が付きますが、その利子は金利の大きい方が金額が大きくなります。スワップポイントとは、その利子の金額の差のようなものです。

現在の日本の政策金利は-0.1%であるため、基本的にどの国の通貨を購入してもスワップポイントが得られます。スワップポイントはFX業社によって異なりますが、金利の高い国ほど当然スワップポイントが大きくなります。ただし、高金利の国の通貨は不安定なため、スワップポイントより為替価格の下落による損失の方が大きくなる危険性があります。

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